本楽家 ( ほんがくか ) 通信

本にまつわるあれこれを楽しむ、日本本楽家協会の活動報告です。

あたたまる読書会

古本カフェcestaの読書会の報告です。

テーマは「冬」。 

冬、雪、寒い、つらい...とどんどんネガティヴな方向に進んでしまい、私が結局選んだのはとても残酷な本。

一方で読書会で紹介されたのは絵本を中心として心温まる本たちが多かったです。

外が寒いなら気持ちだけでも温まりたいものです。

今回は紹介本を分析してくださった方もいました。

あまりしっかり読み込まない私としてはとても新鮮。

分析結果を俎上に載せてみんなで侃侃諤諤も楽しいものです。

 

冬は暖かな部屋で読書に勤しみたいところ。

こたつでみかんをお供にどれを読もうか迷います。

f:id:hongakuka:20171125201823j:plain

 

紹介された本

石黒秀昭「宮沢賢治『永訣の朝』の授業」(幻冬社)

川端康成「雪国」(新潮文庫)

新美南吉「手ぶくろを買いに」(偕成社)

新田次郎「八甲田山死の彷徨」(新潮文庫)

野島伸司「世紀末の詩」(ワニブックス)

三友恒平「必要とされなかった話」(IKKI COMIX)

宮沢賢治「春と修羅」(日本図書センター)

村上春樹・佐々木マキ「羊男のクリスマス」(講談社文庫)

山本有三「世界名作選(二)」(日本小国民文庫)

イエルク・シュタイナー, イエルク・ミュラー「ぼくはくまのままでいたかったのに・・・・・」(ほるぷ出版)

エウゲーニー・M・ラチョフ「てぶくろ」(福音館書店)

クラフトエヴィング商會「じつは、わたくしこういうものです」(文春文庫)

ラッセル・エリクソン「火よう日のごちそうはひきがえる」(評論社)

O・ヘンリ「O・ヘンリ短編集(二)」(新潮文庫)