本楽家 ( ほんがくか ) 通信

本にまつわるあれこれを楽しむ、日本本楽家協会の活動報告です。

古本カフェcesta 夜の読書会(2018年2月9日)「笑える本」

古本カフェcestaの夜の読書会の報告です。

テーマは「笑える本」。 

 

笑える本が好きです。

笑って明るくなれるような本はもちろん、ブラックジョークや皮肉の効いた本、くだらなすぎて笑えるなど、笑える本はかなり好きなほう。

このテーマだったらいつもと違って選びがいがある!

...しかし、いざ選ぼうとして読んでみるとどれにしてよいやら...。

しかも笑えない...。

確かに面白いはずなのに、自分ハードルがかなり高くなってしまったかな。

考えた末、選ぶ基準を次のようにしました。

 

「ひとり電車の中で読んでいる時に、ついつい笑いが止まらなくなって困るような本」

 

同じような基準の笑える本が紹介されたら、電車通勤も楽しくなるかな〜。

しかしこらえる辛さもあるけど。

 

今回紹介された本は...珍しく自分の知っている本ばかりでした。

自分だったら選ばないなぁと、逆に興味津々。

紹介者が選んだ理由ががいつになく気になりました。

わかるわかる!といったものから、笑いに対しても真面目だなぁと思ったり。

人によって笑いの基準・ツボが違うんだなぁと実感した読書会でした。

 

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〜笑い必至(?)の本〜

伊丹十三「ヨーロッパ退屈日記」(新潮文庫)

糸井重里「銀の言いまつがい 」(新潮文庫)

井上ひさし「言語小説集」(新潮文庫)

上坂信男、神作光一「枕草子(上)」(講談社学術文庫)

はらぺこグリズリー「世界一美味しい煮卵の作り方」(光文社新書)

穂村弘「本当はちがうんだ日記」(集英社文庫)

三浦しをん「小暮荘物語」(祥伝社文庫)

ジョージ・オーウェル「動物農場」(ハヤカワepi文庫)

リチャード P. ファインマン「ご冗談でしょう、ファインマンさん(上)」(岩波現代文庫)