読書貯蓄でこれからも安心
最近、会社に持っていく鞄が重たくなってきました。原因は買った本を入れたままにしているからです。
好むと好まざるとにかかわらず、積ん読(つんどく)ばかりでなかなか本が読めない、という人は私だけではないはず。あれも早く読みたいしこれも読みたい。でも本屋に行ってしまうとまた別の本の誘いにのってしまう。このように積ん読が高じてくると、好きな本を目の前にストレスがたまる一方。
これは精神的に良くないと思い、ちょっと積ん読の考え方を変えてみようと思いました。
それがタイトルの読書貯蓄。今、本を買うだけになっているのは、今後の読書生活に向けた貯蓄をしているからだ!と考え直そうというもの。
さてこの読書貯蓄。具体的に数値で表してみようと勝手な計算式を作ってみました。
本の貯蓄 = 本のページ数 × 読書速度(分/ページ)
つまりその本の為に割く予定の時間を計算するだけ。ただし読書速度は1種類とは限りません。ここでは本の種類で大雑把に分けて、それぞれに対する読書速度を決めました。
文庫 1
ハードカバー 5
雑誌 0.7
漫画 0.3
私は小説の場合、1ページ1分で読みます。おそらくかなり遅い方だと思います。文庫が1というのは、小説は文庫で読むことが多いからです。一方で一番遅いハードカバーの5というのは、専門書を買うことが多いからです。逆に雑誌、漫画は斜め読み、飛ばし読みになりがちなので先の2種類に比べ速いです。
読書速度を決めたので早速、自分にどれくらい読書貯蓄があるか計算してみます。対象は今、鞄の中に入っているもの。
文庫 2冊 合計ページ 967 × 1 = 967
雑誌 4冊 合計ページ 547 × 0.7 = 382.9
ハードカバー 1冊 合計ページ 255 × 5 = 1275
漫画 1冊 合計ページ 188 × 0.3 = 56.4
合計貯蓄 2681.3(分) (約44時間)
鞄の中には約44時間分、1日2時間読めるとすると22日分もの貯蓄がありました。もっとも今日(すでに昨日)買った本が含まれていますので、それを除くと半分くらいになります。
このように読書貯蓄を計算してみて、貯蓄数が多ければ「順調にたまっている。読むのが楽しみだ。」と考え、これからの読書生活を夢見てストレスも軽減。逆に少なければ「まだまだ少ないから十分たまってからゆっくり読もう。」と考えてストレスなんてたまらない。
なんてそう単純じゃないですね。やっぱり速く、そしてたくさん本を読みたいのでストレスはたまる一方です。