本楽家 ( ほんがくか ) 通信

本にまつわるあれこれを楽しむ、日本本楽家協会の活動報告です。

超・格安文庫箱




 ティッシュの箱が空になると私がやることは決まっています。文庫(・新書)を入れる箱を作るのです。作り方はとても簡単。
1. 取り出し口についているビニールをはがし、その口から四隅に向かってそれぞれ切り込みを入れる。
2. 切り込みを入れて出来た4つの面を中へ折り曲げ、ガムテープで貼付ける。
3. 出来上がり。
 この文庫箱の最大の利点は、ほとんどの家庭にあるティッシュ箱を使うため、格安(というか文庫箱という意味では0円)。だから長く使ってぼろぼろになったら、ためらうことなく捨てられる。また分類するのであれば、箱の側面に気兼ねなく作家名やジャンルを書いておけます。
 一方、欠点は見た目が安っぽいことでしょうか。でも箱の周りを飾り付ければ見栄えもばっちり。
 それから注意したいのは帯は外して本に挟んでおくことです。そのまま箱に入れてしまうと、帯がやぶれる可能性が高いです。
 昔のティッシュの箱はもう少し深さがあったので、その分安定感がありましたが、最近は以前の半分くらいになってしまったので文庫箱をつくる意味では少し残念。でもこれ以上、安上がりな文庫箱は他にないと思います。
 今使っているティッシュの箱が空になったら一度、作ってみてはいかがでしょうか。