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本楽家 ( ほんがくか ) 通信

本にまつわるあれこれを楽しむ、日本本楽家協会の活動報告です。

本に関心ない人ほど行くべき! -東京国際ブックフェア報告 1/2-


 第12回 東京国際ブックフェア2005に行ってきました。
 東京国際ブックフェアと一言で書きましたが、同じ会場内では次のようなフェアも同時開催していました。
 (1)自然科学書フェア
 (2)人文・社会科学書フェア
(3)児童書フェア
 (4)編集制作プロダクションフェア
 (5)学習書・教育ソフトフェア
 (6)デジタルパブリッシングフェア

 メインの東京国際ブックフェアと(1)、(2)は本屋でおなじみの有名出版社から、様々な専門分野に特化した出版社が自社の本を売っていました。しかし本屋と違うのは値段が安いこと。1割、2割は当たり前。たまたま私が入った出版社のブースでは、「タイムサービス。すべて3割引きだよー!!」と叫んでいました。なんだか本を売っているようには見えない。野菜や魚を売っているよう。一般では本の割引なんて考えられないですし、そもそも本屋の店員さんはそんなこと言わないですしね。
 それからまさに「お祭り」ならではのイベントがいくつかありました。その一つが著名人のトークショー&サイン会です。私がちょうど行った時は室井佑月さんのサイン会が始まってました。他にも阿川佐和子さんを初め各所でたくさん行われていました。本を通してしか見えなかった著者をまさに間近で見ることができ、その考えていることも直接、耳に出来るというのは貴重です。
 他にも紙漉の体験や雑誌の表紙に自分を載せたオリジナルの図書カードの作成サービス(有料)などがありました。
 (3)では、読み聞かせをやっているところがいくつかありました。子供を飽きさせないように、そして本に興味を持ってもらおうといろいろ工夫を凝らしていました。子供も楽しめるようになっているのはいいですね。
(4)〜(6)になってくるとだんだん雰囲気が変わってきます。お客さんのメイン対象がいわゆる一般読者から出版社の人たちや書店、図書館関係者、そして教育関連の人たちなんですね。いままでブース内をゆっくり眺めることが出来ていたのが、急にパンフレットを積極的に渡しにきたりと売り込みが積極的になってきました。そうかと思うと私が一般読者とわかったとたん、トーンダウンしてしまうところもあり、それはそれで面白かったです。 
 全体的見てに感じたことは、このブックフェアは本に関心がない人が行っても楽しめるのではないかということ。さらにいえば、これに行って関心を持ってもらえればということです。とくに小学生くらいの子供には絶対オススメ。本の楽しみが見つかるかもしれません。
 来年も是非行きたいと思っています。