国語便覧でホンの箸休め
何時間も白黒のページを追っかけていると、さすがに疲れます。
そんな時はちょっとカラーページで気分転換。
以前は雑誌を買っていたのでそれで目を楽しませていたのですが、最近は違います。
「新国語便覧」 文英堂
中学生くらいのお子さんがいる家庭なら1冊はある国語便覧。
うちはまだそんな大きな子供はいないので、自分で買いました。
学生の頃は国語の教科書よりもよく眺めていたかも。
社会の教科書より地図帳でよく友達と遊んだりしてましたが、これも似たようなものだったかな。
いまさら、国語便覧なんて!と思うなかれ。
私のような人がやっぱり多いのか、「大人向け」とわざわざついた国語便覧もあるくらい。
でもそれは2000円もする「高価」な本。
でも中身はあまり変わらなそう...。
ということで、私は迷わず安い(880円)の高校生向けと思われる国語便覧を買いました。
眺めていると子供の頃を思い出します。
「名作」なんてほとんど読んだことないのに著者と代表作を覚えていたのはこれを読んでいたせいだったなぁ...。
昔とは違う所もやっぱりいくつかあります。
掲載されている代表作家にそれがよく表れています。
短歌/俳句のところに俵万智さん。
小説には宮本輝さんや村上春樹さん、椎名誠さんまで!
時代はかわるなぁ..なんて年寄りじみたことを思ってしまいました。
そういえば、池澤夏樹さんが福永武彦さんの息子だって事を恥ずかしながらこれで知りました。
安くてためになる(?)国語便覧。
読書の一服にいかがでしょうか。