本楽家 ( ほんがくか ) 通信

本にまつわるあれこれを楽しむ、日本本楽家協会の活動報告です。

切っても切れない「本と私」バトン

 「朝から晩まで本を読んでいたい」のりあむさんから「本と私」バトンをもらいました。

 正確には「○○と私」バトンだそうで、○○に入るお題とともにバトンをもらう趣向だそうです。
 そしてりあむさんから私へのお題が「本」。

 「本と私」といったらもうあんなことこんなこといっぱい語りたい!というところですが、あらかじめ用意された質問に答える形式のようなので暴走(?)を抑えながらの回答していきたいと思います。

【Q1】パソコンまたは本棚に入っている「本と私」

 パソコンに入っているのは
 1. Excelで作った蔵書リスト
 何年か毎に突如としてやり始める蔵書リストの作成。その何度目かの挑戦のときのものです。
 これも途中で挫折してますが。

 2. 青春文庫のデータ
  寺田寅彦「茶碗の湯」と富田倫生パソコン創世記1」が入ってます。iPodに入れて読むつもりだったのですが、読みづらくて断念しました。

 3. 司書資格取得のためのレポート
  遅まきながら司書を目指していた時に、半泣き状態で必死に書いたレポート類。

 本棚に入っているのは
 本が押し込められています。

 本棚を失敗しました。というより本当に本を入れる棚だったのか今更ながら疑問。
 奥が深過ぎてどの棚も3段になって入っているので、読みたい本がすぐに取り出すことができない!!
 次は失敗しないように新潮に決めよう。

【Q2】今妄想している「本と私」

 密かに、そして地道に活動を行っている日本本楽家協会を世に知らしめ、会員を倍増し(現在2名)、いつか日本を...ってこれは野望か??

 もう少しまじめに考えると、小さな私設図書館をつくりたい。
 そして近所の子供たちにでも開放して、本の楽しみを見つけてもらえるような場所をつくりたいなぁ。
 もっとも子供が少ないからお年寄りの利用でもいいかな。
 大きな字の本を増やす必要があるなぁ。
 ....妄想だと止まらなくなるので以上。

【Q3】最初に出会った「本と私」

 幼稚園児の頃に読んでもらった絵本、

 加古里子「だるまちゃんとてんぐちゃん」

 ちょうど家にも「やつで」が植わっていたので、葉っぱを1枚切ってもらったような記憶が...。

【Q4】特別な思い入れのある「本と私」

 やっぱり「特別な」というのは1冊です。

 三浦綾子「道ありき(青春編)」

 これは私が大学生の時にお世話になっていたある方に、この中にでてくる「前川正」が私に似ているからと言われて貸してもらった本です。
 読んでみてある種の衝撃を受けました。
 後で思うと冗談で言ってたんだと思いましたが、当時は純情な青年(??)だったので、自分がもつ自身のイメージと「前川正」のイメージとのギャップにかなり真剣に悩みました。
 ある意味、自分を常に振り返らせる本だと思っています。
 これは後で文庫本を買い直して今でもごくたまに開きます。

【Q5】最後にバトンを回したい人とそれぞれのお題は?

 やりたい人いますか?
 もしいたら、その人に応じて私がお題を考えます!
 ひょっとしたらゲリラ的にゲストブックに伺うかもしれません。
 そのときはよろしくお願いします。

 本には思い入れが強い分、いつも以上に自己満足しながら終えてしまいましたがあしからず。