待望の作品、書籍化なるか!!
ほとんどジャンクメールしかこない私宛に嬉しいメールが届きました!!
みなさんご存知のアイザック・アシモフ「黒後家蜘蛛の会」の第6巻が書籍化への第一歩を踏んだのです!
一人で興奮してますので、ちょっと一息。
まず「黒後家蜘蛛の会」シリーズというのは現在、創元推理文庫から第5巻まで出版されています。
しかしこのシリーズはそれが全てではなく、文庫未収録分の話が全部で6篇あります。
(それらはミステリ・マガジンやEQといった雑誌に掲載済)
ではなぜそれらがこれまで文庫化されないままになっているのか?
どうやら文庫化するには6篇では足りないのです(既存文庫には12篇づつ収録されている)。
それが本当の理由かどうかはともかくとして、私はそれを知ったときかなり悲しくなりました。
やはりというか同じような思いの方は全国にいるもので、ある一人の方がそれを"復刊ドットコム"にリクエストしていました(2004年6月29日)。
もちろん、私も微力ながら一票入れました(2004年9月25日)。
ご存知の方が多いと思いますが、復刊の要望(この場合はちょっと違いますが)が100票に到達すると、やっと出版社の方と復刊交渉をしてもらえる事になるのです。
さて長々と書きましたが、その100票到達の知らせが今日(2006年1月13日)、私の元へ届いた訳です。
もちろん、今は「交渉してあげましょう。」という重い腰がやっと上がっただけで、まだ実際にいつから交渉が始まるかもわかりませんし、そもそも交渉が成立するかどうかもわかりません。
しかしたった100票とはいえ、こうした読者の希望が出版化への第一の扉を開いた訳です。
さてこれからどうなるか、楽しみがまた一つ増えました。
追記
1. 復刊ドットコムのアドレス
http://www.fukkan.com/
2. 画像の「黒後家蜘蛛の会 6」はイメージ映像です。