本楽家 ( ほんがくか ) 通信

本にまつわるあれこれを楽しむ、日本本楽家協会の活動報告です。

7軒目 長野県松本市 「青翰堂書店」


 約15年ぶりに松本に遊びにいきました。
 ここにはたった1年しか住んでいませんでしたが、駅周辺には新刊書店はもちろん、何軒か古本屋があったのでよくハシゴをしていました。

 さて「一度行ったことのある本屋は必ず場所を覚えている」と一人豪語していた私ですが、いきなり迷いました。
 どうも記憶違いなのか、景色がどことなく違う。
 
 やっと探し当てた古本屋の主人に伺ったところ、区画整備があったようです。
 どうりで場所が違うはず。

 それにしてもこの区画整備は松本市のシンボルでもある、松本城さえも変えてしまうのか!!
 両側のビルに挟まれてなんとも窮屈そうな松本城....。

 なんてことはもちろんなく(だれも騙されないとわかりつつ書いてしまう)、これは立派な古本屋です。

 おそらく松本市で一番有名な古本屋ではないかと思っています。
 「せいかんどう」書店です。
 話によると松本城を1/20のスケールで模しているそうです。

 ところでこの古本屋では、わたしはほとんど買った記憶がありません。
 ここはまさに和漢書をはじめとするまさに真っ黒な「古書」を扱うお店。
 申し訳程度に文庫本が置いてある程度で、あとは私の興味範囲外。
 今回もここでは収穫なし。

 ちなみに場所は松本城前の道を歩いて数分のところ。
 お城の見学をかねてこちらもどうぞ。