待ちに待った講座第1回 -子供に戻った日(前編)-
今日(5/20)はずっと待ちに待っていた日だった。
なぜか?
それは岡崎武志氏による「本の散歩道」の講座、第一回目だからである!
※講座受講に関しては「本楽の極意を学ぼう」参照の事
5:00
朝から興奮しっぱなしだった。
興奮し過ぎて早起きしてしまった。
外を見ると天気は予想を裏切る晴天!!(Anvilさんありがとう!?)
10:00
いよいよ出発。
駅のホームで待つ間、そして電車に乗っている間、ずっと本は開いていた。
でも活字が躍って読めない。
12:00
学習院大学のある「目白」駅に到着。
講座開始は13:00なので時間はまだある。
昼食は面倒なのでヴィダーインゼリーで済ませる。
(キオスクで買ったのだが、ご丁寧にビニール袋に入れてくれた。)
昼食よりも、改札を出てすぐに目に飛び込んで来た「BOOK OFF」に向かう。
12:40
教室に入る。
集まってきた受講生に少しビックリ。
女性の方が思ったより多い。
男性は私と、私より年上の中年男性二人、おじいさん一人。
前の方に座ったのでよくわからなかったが、おそらく全部で10人程。
13:00
今か今かと待っていると、大きな男性が飛び込んで来た。
岡崎武志氏の登場である。
心の中で「おぉ」と声を上げる。
どうやら岡崎氏の講座は去年もあったらしい。
そしてその時と同じ受講生の方がまた受講していた事もあったのか、比較的リラックスムードで始まった。
本日の内容
例えば...
岡崎氏の本職でもある書評に関して、氏の記事を例に挙げてお話。
普通、書評は1冊に対して文字数は800字程度。
だから書評を書く側からすると、例えば150字というのはとても足りない。
しかしながら読む側からすると150字程度で十分。
長すぎると、その書評を読む事で紹介されている本を読んだ気になってしまい買わない。
買う買わないは150字で十分判断できる。
確かにそうかもしれない。
私の場合は本を買う買わないは、そもそも最初の数文で決めてしまう。
あとは書評自体が面白いか面白くないか、それにつきてしまう。
その他、本離れに関する話題など、盛りだくさん。
14:00
講座最後の30分は、岡崎氏オススメの本で締めくくる。
1. マイブック(新潮文庫)
マイブックとは毎年、新潮社から出している文庫サイズの日記帳である。
これを「BOOK OFF」で買う。
つまり、たまに中途半端で終っている「日記」が出回っている。
そのような日記を読むのもまた楽しい。
2. 都筑道夫「紙の罠」
実は「岡崎氏が持ってきた」この本には、当時の持ち主のサインが入っている。
このサインの主について、いろいろ調べてみると様々な事がわかってくる。
古本屋で本を買うということは、この世の中でたった1冊の本を買うという事。
それを思い起しながら読むとより本の世界が広がってくる。
その一例が上記の本。
その他、数点のオススメがあって、時間が来て終了。
14:30
感想としては、まずは単純に受講して良かった。
今回の講座では、本屋を回って見えてくるものが沢山あるのだなぁということ。
それからオススメ本2の所に少し書いたが、新たな読書の仕方を学んだ気がした。
さて講座も終り、岡崎氏に突撃!サインねだり。
岡崎氏はとても気さくに応じてくれました!
しかも「私の」似顔絵入り!!
その場にいた人たちは「似ている!」
私は思わず「(実際より)カッコいい!」
ということで大満足(ひょっとしてこれが一番よかった?)。
14:40
実は講座の最中に、某市図書館で古本市をやっていると岡崎氏から教えてもらっていた。
古本市は土・日の二日間のみ開催。
そして驚く事に、そこでは「買えば買う程、安くなる」という!?
なんだか信じがたい話だけれど、これは絶対、行くしかない。
日曜日は行けないので今日(土)しかない!!
ということで一目散に「目白」駅に向かった。
しかし到着した瞬間、愚かな「ちいらば」は重大なことに気づいてしまった!!
つづく