本楽家 ( ほんがくか ) 通信

本にまつわるあれこれを楽しむ、日本本楽家協会の活動報告です。

13軒目 アメリカ・サンディエゴ「BOOKSTAR」



 アメリカ逃飛行記 番外編です。

 アメリカ来てまずしたかったこと。
 それはもちろん本屋に行くことです。
 大雑把に次の4種類の本屋にいきたいなぁと考えています。
 1. 洋書を扱う新刊書店
 2. 洋書を扱う古本屋
 3. 日本の本を扱う新刊書店
 4. 日本の本を扱う古本屋

 ということで、まずは1.に該当する本屋に行くことが出来ました。

 アメリカの書店の常識的なことは何もわからないので、とにかく自分が見て気になったところをだらだら書きます。

 まず入って目に飛び込んだのは本のバーゲンセール。
 25%OFFであるとか、2冊買ったら3冊目は無料とか一見、古本屋かと思うことが行われていました。
 そもそもアメリカでは再販制度などがないので、自由に価格を買えて売れるようです。
 ひょっとしてリサイクル書店は生まれにくいかな?と思いました。

 さて全体を見渡すと目につくのが座って本を読んでいる人たち。
 その人たちにも二種類いて、置かれている椅子に座っている人たちと床(といってもカーペット)に座っている人たちがいる。

 床に座っている人を見た時はちょっとビックリ。
 そういえば「私の濫読日記」のgakiさんが中国の本屋でも床に座っている人たちがいるようなことをどこかに書いていたような。
 それにしても堂々と、あぐらをかいて、お店の本で勉強している、女の子には参りました。
 でもお店の人は何にも言わないから少なくとも暗黙で許されているんでしょうね。

 では椅子に座っている人たちは普通かというとそうではありませんでした。

 本屋のちかくにスターバックスがあるのですが、そこで買ったドリンクを片手に読んでいる!!
 完全に居座りモードです。

 うーむ、おおらかなりアメリカ書店。

 ただ感心したのはとても静かだったこと。
 大きな声で喋ったりする人は全くいませんでした。

 さてここでの買い物は、当地サンディエゴの地図とペンシルパズルの本。
 ペンシルパズルの本を買った理由はどこで使うべき本か(!?)一目瞭然なのが笑えたので。
 ちなみにパズルのコーナーには「SUDOKU」コーナーが棚一つ分割り当てられていました。
 店内の他の場所にも置いてあるところを見ると、SUDOKUはたんなるブームではなく、アメリカにしっかり根付いたんだなと感じました。