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本楽家 ( ほんがくか ) 通信

本にまつわるあれこれを楽しむ、日本本楽家協会の活動報告です。

19軒目 神奈川県 三省堂書店 海老名店


 私が住んでいる町で不満なのは、気に入った新刊書店がないこと!
 それは規模が小さいことが大きな理由の一つなのですが、もっと単純な理由としては面白くない。
 当たり前ですが、どこも似たような品揃えですし、何か「パッ」としない。

 その点、この三省堂書店 海老名店は面白い。
 規模は三省堂書店の割には小さいけれど、その店ならではのフェアを開催する点がお気に入り。

 載せるには時期がズレてしまったけれど、「夏のほぼ50選」というのもその一つ。
 写真はそのフェアで買った文庫本と頂いたしおり。
 どこかで見たことがあるような、若干(かなり?)怪しげなキャラクターがフェアを盛り上げる。
 しかも帯やしおりは1種類ではなく数種類用意するという懲りよう。
 マニア(何の?)なら全部揃えたくなる衝動にかられそうで、つぼを心得たニクいやり方。
 さらには、入手こそできませんでしたが一冊毎にコメントを付けた冊子も用意されていた!

 一つ一つの出来は正直、イマイチ。
 しかしいかにも工作素人な手作り感はどちらかといえば親しみをおぼえる。
 また店員自ら楽しんでいるというのが伝わってきて、それには少し嫉妬さえ感じてしまうくらい。

 出版社によるフェアもいいけれど、その店ならではのフェアも個性が発揮されていい。
 独自フェアが恒例行事となったとき、そのお店の個性はますます確固たるものと認知されるに違いない。