本楽家 ( ほんがくか ) 通信

本にまつわるあれこれを楽しむ、日本本楽家協会の活動報告です。

チャレンジの読書会 & やなぎすずみ写真展

今月もまた古本カフェcestaが主催する読書会に参加してきました。
今回のお題は「写真集」。
かなりの難題。
なぜかといって、私は写真集を一冊も買ったことがなかったので。
悩みに悩んで選んだのは...

梅佳代展図録」

なんとかギリギリセーフかな?
どちらにしても今回の参加は
日本本楽家協会の会員を増やすことが目的
...ではもちろんなく、
未開拓の写真集についていろいろ教えを請うことが目的
だからみんなの話についていけるかという不安半分、
いろいろ教えてもらえるという期待半分での参加でした。

今回の参加は6名と私が参加した会の中では最多。
写真集好きの人多いんだな〜。
そして参加者の一人がcestaで写真展を開いている写真作家のやなぎすずみ。さんでした。

さてみなさんの紹介してくださる写真集ですが、
写真自体を見たことはあってもだれが撮ったものか知らないものばかり。
紹介者のコメントに加え、たまにやなぎさんのプロの視点からの解説が入るのですが、
私と言えばへーとかほーとかなるほど〜と感心するのみ。
まぁいつもの読書会と同じリアクションといえば同じだけれど。

それでも写真集のことは皆目分からない自分にはみなさんの一言一言がとても新鮮。
もっとじっくり見たいな〜と思う写真集もいくつか。
でも写真集に対する私の印象は
(値段が)高い、
(カサが)デカい、
(部数が)少ない、
の三重苦(?)。

なかなかパッと見で気軽に買えないし、
でも別の日に、よし買うぞとお店に行ってもなかったり。
これはみなさんのお話を聞いていると同様の様子。
それでも写真集が好きで何冊かお気に入りを持っているのを見るとなんだか羨ましい。

また写真集のテーマで読書会があるとのことなので、
それまでに私もお気に入りの写真集を見つけるという目標ができました。



この読書会の後はやなきすずみ写真展「ドロレス・ヘイズ」を見学。
しかしじつは写真展とはいっても写真を観るだけではなく、
この写真に合わせた音楽を聴きながら観て楽しむというもの。
流れてきた音楽を聴きながら、これはこの写真にピッタリだな、
なんて思いながら見ているとなんだかその世界に入っていく感じがして面白かったです。
写真展の写真を撮らせてもらうという暴挙をゆるしてもらい、パチリ。




さて次回のテーマは「2014・マイ・ベスト・ブック」!
取り急ぎ参加予約だけしたのはいいけれど...選考が難しい!!