久々の読書会
なかなか都合が合わなかった古本カフェcestaの読書会に参加してきました。
今回のテーマは「鬱々する本」。
このテーマだといろいろ考えるに参加者0になるか、男性ばかりになるな〜と予想。
しかしながら中々開催中止の連絡は来ず。
そしていよいよ当日。
ドキドキしながらお店に行ってビックリ!
これはこれは...男ばかり6名!!
よくよく振り返ってみるにこれは異例の珍事(?)。
さてさて一種異様な空気で始まった読書会ではありましたが、スタートすればある意味同じ。
皆さん若干おずおずとしながらもいろんな本が紹介されました。
そもそも鬱々な本って一体どんな本だろう、と思ってました。
実際には心が寒々とするようなあまりに酷く悲惨な状況が描かれている本が多かったかな。
そんな中、読み終えたはいいけれど、解釈がむつかしくて悶々、鬱々となるような本も紹介されました。
さて紹介された本を嬉々として読むかというと若干躊躇してしまう本もあり。
しかし読み終えて鬱々とした気持ちをアゲアゲにしてくれる?本を紹介できるという方もあり。
ゆるゆると始まった読書会でしたが、今日も参加していろんな本の紹介や話しも聞けて満足!
次回はどんなテーマになるか、今から興味津々です。
〜紹介本メモ〜
筑波昭「津山三十人殺し」(新潮OH!文庫)
平野啓一郎「決壊(上・下)」(新潮社)
ジュリアン・グラック「アルゴール城にて」(岩波文庫)
ミシェル・シュネデール「シューマン 黄昏のアリア」(筑摩書房)
岩井俊二「リリイ・シュシュのすべて」(角川文庫)
番外 実はこれが本当に鬱々な本!?