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本楽家 ( ほんがくか ) 通信

本にまつわるあれこれを楽しむ、日本本楽家協会の活動報告です。

まつもと一箱古本市とちょびっと松本市内の古本屋巡り

古本市・古本まつり 本屋・古本屋

 まつもと一箱古本市に行ってきました!
場所は行けばわかるだろうとタカをくくっていたら、松本城のかなり手前。
あれ!?確かのこあたりって鶴林堂書店があったところでは!?

かつて足繁く通った本屋さんが跡形もなくなくなっていました...。
そこの跡地かどうだったか記憶が曖昧だけれど、時の流れを感じます。

さて気を取り直してまつもと一箱古本市の会場です。
なんとなく松本城内の広場を想像していたせいか、会場はコンパクト。
それでも出店数は41!
どんなお店があるか楽しみです。



受付で出展者紹介の表とフライヤーをもらうと片っ端から見ていきました。

青翰堂分店」
初っ端は本ではなくブックカバー!
よくよく見ると松本だるまの柄。
可愛らしくていいなぁ〜。
まずは景気良く(?)カバーを購入。
ワガママ言って、自分が持ってきた文庫本に一枚つけてもらいました。



カバー付きの文庫に気を良くして次々に見て回る。
「くりくりぐるり」
ふと目に止まった木の板を彫って作った屋号の看板(?)。
これはさぞや一箱古本市の経験者か!?
と思いきや、会社の道具を使って急いで作っただけだとか。
でもなんだか年季が入っているようでいい感じ。
※写真だと見づらいけど、木箱の前に置いてあります。




「ビブッドブックス」
こちらは信州大学の学生サークル「ビブリオバトル信州」の人たちが出店したお店。
※唯一の顔出しOK!
複数学部にまたがってのサークルだそう。
信州大学はタコ足大学だから集まるのが大変だよな〜。
でもこんなサークルあったら入っていたかな?なんて思いながら話を聞かせてもらいました。
本は格安でビックリ。
いくら手ぶらで帰りたいと言っても...と思いつつちゃっかり購入。



「めだかぱんブックス」
姉弟で開いているというお店。
本屋絡みの本が目に付いたので聞いてみたら、やっぱり本屋さんで働いているとか。
店主が手放したくなかった、というほどのアツい想いのこもった文庫を購入。
購入したら付けてくれた手描きのめだかぱん(!?)柄のブックカバーもなんだか愛らしい。



「プックホフ」
どこかで聞いたようなでも全然違う屋号が気になって覗いてみると...。
真っ先に目に飛び込んだのが「折り紙探偵団」!!!
なんという興味深い学会誌。
裏表紙の広告がマニアックなんですよ〜と見せてくれる。

確かに...。

本屋さんで売っているわけでないという珍しさも手伝って購入。
それにしても載っている折り紙はすでに私の知っている「折り紙」の域をとうに超えている。



「rainbowbooks」
今回の古本市のテーマはSF。
このテーマに一番相応しいお店ではないだろうか。
とにかくSF色一色。
懐かしの本から実は名前だけで実物をしっかり見たことがなかった雑誌まで様々。
今はSFはなかなか人気が出ないんですよね〜。
でもスターウォーズの最新作で少し盛り上がるかもしれないですね〜。
なんてことを話す。
食いつきがいいのはどうやら私くらいの年齢層以上みたい。
今時、SFは流行らないんだろうか...面白いけどなぁ。


このほか、全てのお店に顔を出してみました(ひやかした!?)。
どのお店も個性があふれていて、綺麗に店主の色が出ていて面白かったです。
もっといろんな話を聞いてみたかったけど、自分が話し下手なので思ったより聞けなかったのが残念。
ブックマークナゴヤで出店する上での参考にもなったし、有意義なひと時でした。

さてさて、次は松本市内の古本屋さん(の一部)。
「アガタ書房」
こちらは私が住んでいた頃は貸本屋さんでした。
当時はおそらく市内唯一の貸本屋さんだったと思われます。
その貸本屋業を閉めて古本屋業へ。
店主の奥さんと少しお話。
松本駅前もすっかり小綺麗になって...なんだか寂しいですねぇとうなづき合う。



「想雲堂」
ここはbook cafe。
ちょうど私も疲れていたのもあって、店主の話は聞けなかったけれど、まだそんなに古くはなさそう。
JAZZが流れていて、それでも気取らなくて良いのがいいのかな。
私の入った前後で何人も入れ替わり来店客があったりと人気がある様子。


青翰堂
松本の古本屋さん(の外観?)だったら一番有名かと思われます。
私も何度か入ったことありますが、実は通算で1冊しか買ったことありません(!)。
サキ「ザ・ベスト・オブ・サキ」(サンリオSF文庫)
これが唯一。
今回も入ってみたはいいけれど、あまりに自分には縁遠い書物ばかりですぐに出てきました。



もう数件、寄ってみたい古本屋がありましたが、お休みだったり時間がなかったりで残念。
また次回のお楽しみとしました。

今回の成果
池澤夏樹「すばらしい新世界」(中公文庫)
田中哲弥「やみなべの陰謀」(ハヤカワ文庫)
折紙探偵団 通巻109号」





たった一日でしたが、十分に堪能した古本市&古本屋巡りでした。
また来年が楽しみです。
(今度は出店か!?)