本楽家 ( ほんがくか ) 通信

本にまつわるあれこれを楽しむ、日本本楽家協会の活動報告です。

古本まつりの「古本座談会」〜小山力也さんを招いて〜観覧

 名古屋は古書組合で古本まつりが開催されました。
毎週末とまではいかなくとも毎月、名古屋古書会館では古本市をやっています。
今回もルーティーンのように一度はいかないとと思っていたのですが、
今日は「古本屋ツアー・イン・ジャパン」で有名な!小山力也さんを招いての座談会があると知って普段よりも意気込んで古書会館へ。



時間は13時からだったところを10分前に到着。
ひょっとしたらもう席がないかと思っていたら、以外と空いている。
とりあえず最後列に座って一息。
キョロキョロすると...やっぱりオジさんが多いね。
自分もその仲間入りしているのだけれど...。

空いていると思っていたのは錯覚で、時間ギリギリまでみんな古本を物色していた模様。
時間になったらワラワラと増えてきた。

お話は古本屋を巡るようになったキッカケからはじまり、
変わったお店や面白いお店のお店へ。
本にするにあって、お店には承諾なしでいるとのこと。
承諾を取っていたら好きなこと書けないしなぁ。

いわゆる古本屋の「ガイドブック」を片手に巡ったり、
青春18きっぷを使って遠地へ行ったりなど、
基本的にやることは同じだな〜と勝手に親近感を抱く。

最後に「お宝本」の紹介。
古本屋の話も面白いけど、やっぱりその人のお宝本の話が一番面白い。
小山さんもお客さんもテンションが上がった気がした。
紹介された本の一冊、横溝正史八つ墓村」(角川文庫)
の武者首バージョンは初めて見た。
さすがに見た記憶がない。

最後にはサイン会もあり、しっかり本を購入してサインをいただく。
やっぱり自分はミーハーだよな〜。
小山さんは2,000軒を超える古本屋さんを巡っているとのこと。
数では到底及ばないけど、自分なりにこれからも面白いお店を探したいものだ。