本楽家 ( ほんがくか ) 通信

本にまつわるあれこれを楽しむ、日本本楽家協会の活動報告です。

ブクマ古本市に初出店。

 ブックマークナゴヤ2015のイベントの一つ、ブクマ古本に出店しました。
屋号は「本楽堂」。
本を楽しむお店。
出店当日まで屋号を考え、本を選び、ブックカバーを作りと準備を楽しんできた。
そして出店中も楽しむぞ〜。



朝は気合だけは入りまくり。
9時半に受付開始で11時開始のところを9時少し過ぎには到着。
実際の売り場も下見をしてバッチリ(!?)。

受付をすませると早速準備。



それにしても今日は晴れてはいたものの気温は低く、時折強い風が吹くという状態。
そしてクッションを忘れるという大失態のため、ありったけのシートを地面に敷く。
しかし地べたは固く冷たい。

それでもそんなことは些細なこと。
本を並べ、コツコツ値付けをする。


すると突如、一人の若い女性客が来店!
しかも幸先よく2冊お買い上げ。
これは持ってきた本、全て無くなってしまうか〜!?
とまでは思わなくとも気分良くスタート(実はまだ11時にもなっていなかったけれど)。

そのあとはバカ売れするわけでもなく、また閑古鳥が鳴くこともないまま過ぎていく。
それでも来てくれるお客さんとの会話を楽しんだり、
熱心に本を眺めているお客さんの様子を見ながら来年の構想を練ったりと飽きない。

古本市は16時終了。
自分が持って行った本67冊のうち14冊が売れて行った。
売れ上げはおそらく他店と比べたら低い方だったか。
でも来年に向けていい経験を積んだので、次回はもう少し売れるようにしたいな〜。
欲が出るとロクなことはないけれど。

来店してくださった皆さん、ありがとうございました!

本日、旅立った本たち
1. 兵藤正之助「坂口安吾」(講談社現代新書)
2. ロッドウェイ「妖精の国への誘い」(福武文庫)
3. 喜国雅彦「本棚探偵の冒険」(双葉社)
4. 「にほんごっ子(1〜最終号)」(博報財団)
5. 石川喬司柴野拓美矢野徹「日本SF・原点への招待Ⅱ」(講談社)
6. 高田宏「本のある生活」(新潮社)
7. 宮崎駿「本へのとびら」(岩波新書)
8. 谷川俊太郎「ナンセンス・カタログ」(ちくま文庫)
9. 鳥越信「目でみる日本昔ばなし集」(文春文庫)
10. 永山久夫「食べものはじめて物語」(河出文庫)
11. 文藝春秋「少年少女小説ベスト100」(文春文庫)
13. サマセット・モーム「作家の手帳」(新潮文庫)
14. サマセット・モーム「要約すると」(新潮文庫)