本楽家 ( ほんがくか ) 通信

本にまつわるあれこれを楽しむ、日本本楽家協会の活動報告です。

観るか読むかの読書会

古本カフェcestaの読書会に参加してきました。

 

今回のテーマは「面白い映画の面白い原作本」。

映画から観ると原作が読みたいと思いつつ、映画で満足してしまったり。

原作本を読んでから映画を観ると、自分の思い描いていた映像・ストーリー展開と違ってガックリ来たり。

たま〜に面白い原作本を読んでいて、映画も面白かったなぁと思う作品があったと思ったらすでに本は売り払っていたり。

思っていた以上に紹介本には苦慮しましたが、今回は珍しく図書館本でいざ出陣。

原作本も映画も満足するものって何があるかな〜と興味津々で参加しました。

 

今回は参加者6名。

見聞きしたことはあっても観たこと・読んだことがない作品ばかりでした。

どちらも面白いとなると、2時間で映画を観てしまうというのが手っ取り早い!

しかしまずは本を読みたいと思うのは本好きのサガでしょうか。

今回も読みたい本(かつ観たい映画)をたくさん知ることができました。

 

次回は「明るい気分になれる本」。

これはたくさんあって選ぶのが大変かも。

 

〜紹介本メモ〜

スタニスワフ・レムソラリス」(国書刊行会

イサク・ディーネセン「バベットの晩餐会」(ちくま文庫

ベディエ「トリスタン・イズー物語」(岩波文庫

坂口安吾「白痴」(新潮文庫

アニー・ブルー「ブロークバック・マウンテン」(集英社文庫)

松本大洋「ピンポン」(ビッグコミックス)

松本大洋鉄コン筋クリート All in One」(ビッグコミックススペシャル)

貴志祐介悪の教典」(文藝春秋

F・アバネイル「世界をだました男」(新潮文庫

宮沢賢治 、司修「グスコーブドリの伝説」(ポプラ社)

ユーゴーレ・ミゼラブル」(岩波文庫

マイケル・ルイス「ブラインド・サイド」(ハヤカワ文庫)

 

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