とある神様についての読書会
古本カフェcestaの読書会に参加してきました。
が、今日は少し趣が違います。
マンガの読書会。
しかもテーマはマンガの神様「手塚治虫」。
いつになく絞られたテーマ。
私の手塚作品の子供の頃の思い出は小学校の教室にあったCOM版「火の鳥」。
そして毎年ある24時間テレビの時に放映されていたアニメ。
ただあの頃はただただワクワクして読んでいただけだったかな。
年を重ねていくにつれて、改めて手塚作品を読み始めるとこれが面白い!
今更言うまでもないが、天才だ!
下手な小説よりよっぽど面白くて、深く考えさせられる。
手塚作品を読まずして、漫画を馬鹿にするな!と馬鹿にする人には言いたい。
...とだんだん興奮気味になるが、読書会では私を上回るアツイ手塚ファンが集まりました。
皆さん、もう忘れてしまったと言いながらもあらすじはもちろん、キャラクターの名前もしっかり覚えてます。
さすがです。
これまで私がタイトルだけ見て読まず嫌い(?)だった作品も紹介されましたが、これは読まねばならんと深く反省。
参加者の一人が手塚治虫記念館で買ってきた「手塚治虫ワールド 35キャラ チョコラングドシャクッキー」にさらに盛り上がりながら、改めて手塚作品の幅の広さ、ストーリーの巧みさ、深さをしみじみと実感したのでした。
〜紹介作品と余計な私的コメント〜
「ブッダ」...最後は腹を壊して死んでしまうが...要所要所でサラリと教えがあり
「ブラックジャック」...さりげない態度がカッコよすぎる
「火の鳥」...特に鳳凰編がオススメか
「七色いんこ」...ついでにタイトルの文学作品も楽しむとなおよし
「ルードウィヒ・B」...手塚治虫は音楽にも広く関心あり...底なしだ
「アドルフに告ぐ」...世界を舞台にした話は途中でやめられない
「MW」...映画観るよりとにかく読むべし
「三つ目がとおる」...和登さん萌え
「ザ・クレーター」...寝覚めが悪くなるほど面白い
「バンパイヤ」...ロックがカッコよすぎ
「ユニコ」...とにかくユニコの可愛さが満載
脱線・・・史群アル仙(しむれ あるせん)の作品...昭和的なタッチがたまらない