本楽家 ( ほんがくか ) 通信

本にまつわるあれこれを楽しむ、日本本楽家協会の活動報告です。

舞い上がる凧のように読書会

古本カフェcestaの夜の読書会に参加してきました。

テーマは「明るい気分になれる本」。

 

ふと日にちを確認すると13日の金曜日

でもいまどきの人たちからするとだから?という感じなのでしょうか。

もっとも私もだから何か不吉なことが起こるとは思ってもいませんが…。

そんな13日の金曜日に開かれた読書会はだからこそののテーマ??

 

夜寝る前に読んだり、笑いたい時に読んだり。

読むシチュエーションは様々。

例えば仕事でミスって落ち込んだ日。

どんなに落ち込んでも明日は来ますからね。

だったら明るく翌日を迎えたいものです。

 

毎度のことながら夜の読書会はだんだんテーマから脱線していきます。

今回は理系・文系の考え方・感じ方の違いで侃侃諤諤。

 

星の王子さま」の一文。

「いちばんたいせつなことは、目に見えない」

 

私自身は理系出身なので、理系よりだと思っていますが…。

文系の人の捉え方に感心しきり。

でも理系の人の捉え方もすごくわかる。

何が正しいなんて言えない。

いろいろ捉え方があって、相手の捉え方に同意しなくとも許容する。

そのスタンスが自分自身の考えに広がりを作るのかな?なんて思ったり。

決してネガティブに捉えているわけではなく、あくまでも明るく前向きに。

そうすれば例えホラーでも明るい気分になれるはず!?

f:id:hongakuka:20170114151252j:plain

 

今回紹介された本

綾辻行人「深泥丘奇談 続」(角川文庫)

京極夏彦「虚実妖怪百物語 序」(KADOKAWA)

小林昌平、山本周嗣、水野敬也「ウケる技術」(新潮文庫)

白川密成「ボクは坊さん。」(ミシマ社)

穂村弘「世界音痴」(小学館文庫)

森博嗣「喜嶋先生の静かな世界」(講談社)

サン=テグジュペリ「星の王子さま」(岩波書店)

トルーマン・カポーティ「ティファニーで朝食を」(新潮文庫)