言葉と裏腹の読書会
古本カフェcestaの夜の読書会に参加してきました。
テーマは「おすすめできない本」。
普段は他の人に薦めたい本を選んできているだけに、今回のテーマは難題でした。
パッと思い浮かぶのは、読んで非常につまらなかった本。
しかしそんな本はとうの昔にさよなら。
テーマに相応しい本は手持ちになし。
あとはとても高い本だったり、マニアックな本だったり、難解な本だったり...。
結局のところ
「こんなに面白い本なんですよ!」
と遠回しに言ってみたり、
テーマ通りお勧めできないんです。
でも
「おすすめできない本だからしょうがないか」
と思われたくない!という思いが滲みつつの紹介だったり...
私自身もおすすめできないと言いつつ、知らないうちにオススメしていたり...
参加者が四苦八苦しながら紹介する様を楽しんだ、いつもと違う会となりました。
結局のところ、つまらなくて文字どおり紹介できない!という本が一番興味を持てたり。
「こき下ろしたい本」というテーマをやったら楽しいかなと思いましたが、流石にその会で紹介された本はブログに載せられないかな...。
なんにしても、今回も興味深い本がたくさん紹介されました。
今回のおすすめできない本
真梨幸子「インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実」(徳間文庫)