一目惚れ読書会
古本カフェcestaの読書会に参加してきました。
テーマは「ジャケ買いした本」。
かつてはお気に入りの装幀家が何人かいて、その人がデザインした本をつい買ってしまったり。
デザインは必ずしも凝っているから良いわけでもなく。
シンプルなデザインを見ると、読むよりもあまりの洗練さに眺め続けてしまうことも。
今回は本の中身というよりは、外見がいかに自分の中にグッときたかに比重が置かれました。
しかし紹介者の中には「手触り」ということも重要ポイントとしてあげてた方も。
見た感じ、に拘っていたけれどこれは目から鱗。
確かに触ったときに感じる紙質の違いや、本のサイズの微妙な違いを感じることで、持ち歩きたくなったりするなど、愛着も倍増しそう。
本に呼ばれる、という参加者がいました。
自分の場合、自分が気になっているキーワードが棚から目に飛び込んできます。
ジャケ買いは主に平積み本の場合が多かったりします。
棚に並んでいるとまずはタイトルから。
気になっているタイトルの本を棚から抜き、
表紙を見て内容を想像してみる。
その想像が心地よいものだとついつい買ってしまうことも。
今回はジャケ買いだけに見た印象が気になってくる本が多かったです。
本屋で見つけたらついつい買ってしまうかな...。
今回紹介された本
堀田秀吾「特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ」(新潮文庫)
アンドレイ・クルコフ「ペンギンの憂鬱」(新潮クレスト・ブックス)
カミラ・イングマン「北欧のアーティスト、カミラ・イングマン」(グラフィック社)
マーシャル・マクルーハン「グーテンベルクの銀河系」(みすず書房)
ミロラド・パヴィチ「ハザール事典 男性版」(創元ライブラリ文庫)
ヨックム・ノードストリューム「セーラーとペッカ、町へいく」(偕成社)
L.C.M.「lovers' cookbook」(NHK出版)