本楽家 ( ほんがくか ) 通信

本にまつわるあれこれを楽しむ、日本本楽家協会の活動報告です。

旅のお供に読書会

古本カフェcestaの読書会に参加してきました。

テーマは「旅に持っていきたい本」。

旅、とくに長旅に本は欠かせません。

そして旅の準備の際の本選び。

これは本棚の整理に匹敵するほど時間がかかります。

 

今回、紹介された本は単なるガイドブックとしての本はありませんでした。

もっとその土地を深く知りたいという思いが詰まった本

旅と読書、どちらも満喫したいという人向けの本

旅を通して得られるものと本を通して得られるものが絡み合い、結果として観光以上のものを旅を通して得られる。

そのような旅を十二分に楽しめるお供が見つけられた気がします。

 

 

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今回紹介された本

市口桂子「ボローニャ・ブックフェア物語」(白水社)

江藤淳「なつかしい本の話」(新潮社)

鏡リュウジ「タロットの秘密」(講談社現代新書)

桑原弘明「Scope」(平凡社)

佐々木喜善「聴耳草子」(ちくま学芸文庫)

沢木耕太郎「テロルの決算」(文春文庫)

須賀敦子「霧のむこうに住みたい」(河出文庫)

千田嘉博「戦国の城を歩く」(ちくま学芸文庫)

筒井康隆「旅のラゴス」(新潮文庫)

夏目漱石「草枕」(小学館文庫)

保坂和志「季節の記憶」(中公文庫)

松尾芭蕉「おくのほそ道」(岩波文庫)

宮沢賢治「注文の多い料理店」(新潮文庫)

村山早紀「はるかな空の東」(ポプラ文庫ピュアフル)

森絵都「ショート・トリップ」(集英社文庫)

コナン・ドイル「シャーロック・ホームズの冒険」(新潮文庫)

ジュール・ヴェルヌ「地底旅行」(創元SF文庫)

ジュール・ヴェルヌ「八十日間世界一周」(創元SF文庫)

レイチェル・カーソン「潮風の下で」(宝島社文庫)

レイチェル・カーソン「センス・オブ・ワンダー」(新潮社)

マイケル・ペリン「80日間世界一周」(世界紀行冒険選書)

「男はつらいよ DVDマガジン  VOL.4 2011年3/1号」(講談社)

「'90年 改訂新版 全国古本屋地図」(日本古書通信社)