美しすぎる読書会
古本カフェcestaの読書会に参加してきました。
テーマは「美しい日本語の本」。
最初に思い浮かべたのは三島由紀夫の小説でした。
あちらこちらで三島由紀夫の文章は美しいと聞くことがありました。
私自身も一冊だけですが、読んだ時に
「確かに!」
と思いました。
しかし...
しかし、なぜ美しいと感じたのか...。
描写したのが美しい「情景」だったから?
それはどうも違う気がします。
美しい日本語の、というお題は難しすぎて難航。
久々に選ぶのにかなり難儀しました。
今回の参加者の中にも難しいと感じた方が多く、自分だけではなかったと安心。
それでも本の紹介を聞いているとなるほどと思うことが多々。
美しいというとついつい文字を追うだけになりそう。
でも見つつ聞いて味わうことで、美しいと感じる幅が広がることも実感。
また誰もがわかる平易な言葉を駆使して表現された文も美しいと感じました。
今回はお題から始まって、話題が様々な広がりを見せました。
読書家揃いということもあり、日本語について皆さんいろいろ思いがあるようです。
紹介本の中から新たな美しい日本語を探したいと思います。
今回紹介された本