本楽家 ( ほんがくか ) 通信

本にまつわるあれこれを楽しむ、日本本楽家協会の活動報告です。

驚くべき読書会

すっかり遅くなってしまいましたが...

古本カフェcestaの夜の読書会に参加してきました。

テーマは「衝撃的な本」。

 

子どもの頃は読む本どれもが驚きの連続でした。

それが今では妙にスレてしまって、何を読んでもあまり驚かず。

でも改めて本を取り出してみると、その内容に驚きの連続。

結局のところ本の内容云々ではなく、自分の気持ち次第。

驚きをもって読むと、中身もいつもより理解が深まる気がします。

 

今回紹介された本も様々な衝撃本が紹介されました。

常に新鮮な気持ちをもって読書に向かいたいと改めて思わせる本たちでした。

 

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紹介された本

石原慎太郎「天才」(幻冬社)

遠藤周作「わたしが・棄てた・女」(講談社文庫)

松岡正剛「千夜千冊」(求龍堂)

宮部みゆき「模倣犯」(新潮文庫)

村上龍「Kyoko」(集英社)

ウンベルト・エーコ、ジャン=クロード・カリエール「もうすぐ絶滅するという紙の書物について」(CCCメディアハウス)

オリン・グレイ、シルヴィア・モレーノ=ガルシア「FUNGI-菌類小説選集」(ele-king books)

ショウペンハウエル「読書について」(岩波文庫)

ジョエル・エグロフ「サン・ジャンの葬儀屋」(アーティストハウス)

マルグリッド・ユルスナール「ハドリアヌス帝の回想」(白水社)

「世界ノンフィクション全集 4」(筑摩書房より妹尾隆彦『カチン族の首かご』