本楽家 ( ほんがくか ) 通信

本にまつわるあれこれを楽しむ、日本本楽家協会の活動報告です。

読書好きが増えていく読書会

古本カフェcestaの夜の読書会に参加してきました。

テーマは「読書好きにさせる本」。

読書好きにとっては、読書が嫌いな理由がわかるようでわからない。

そもそも自分が読書好きになったきっかけがあるような、ないような...。

今回の参加者からも「生まれた時から本好き」という人が何人か。

それだけに皆さん、かなり悩みながら本を選んできた様子。

キッカケ作りのために簡単に読める本があったり、

自分が感じてほしい思いがこもっている本があったり、

読書してみようと思う人はもちろん、生粋の読書好きにも応えられる本が揃いました。

 

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紹介された本

冲方丁「マルドゥック・スクランブル」(ハヤカワ文庫)

恩田陸「私の家では何もおこらない」(角川文庫)

京極夏彦「旧怪談」(幽ブックス)

佐野洋子「100万回生きたねこ」(講談社)

星新一「ボッコちゃん」(新潮文庫)

三津田信三「どこの家にも怖いものはいる」(中央公論新社)

宮沢賢治「銀河鉄道の夜」(角川文庫)より『貝の火』

村上龍「五分後の世界」(幻冬舎文庫)

山村修「遅読のすすめ」(ちくま文庫)

トニ・モリスン「青い眼がほしい」(ハヤカワepi文庫)

マイケル・ディルダ「本から引き出された本」(早川書房)

レミー・シャーリップ「雪がふっている」(タムラ堂)

「日本文学全集 08」(筑摩書房新社)