本楽家 ( ほんがくか ) 通信

本にまつわるあれこれを楽しむ、日本本楽家協会の活動報告です。

2017年のベスト3で読書会

(日中は)今年最後の古本カフェcestaの読書会の報告です。

テーマは「ベスト3」。 

今年読んだ本のうち、ベスト3を選んで持ち寄りました。

このベスト3は今年発売の本でなくても良いのが古本好きの私には嬉しい。

 

かれこれ20年以上に渡り、買った本、読んだ本、売った本はノートに残しています。

ノートを見返しながら、本を読んだ時のことを思い出したりしながら選択。

もっとも読了冊数が少ないだけにベスト!と呼ぶには少々恥ずかしい気も。

まぁ兎にも角にもベスト3を選択。

 

参加された方のベスト3はどれも「この人らしい」本が紹介された気がします。

そして誰もが他の人とは被らないような本ばかり。

ベスト3を選んできただけあって、紹介にも熱が入っている人もいたり。

また来年もどんな本に出会えるか今から楽しみです。

 

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読書会の後は忘年会。

忘年会も楽しみました。

 

紹介された本

池田理代子「ベルサイユのばら」(集英社文庫)

磯田道史「歴史の愉しみ方」(中公新書)

井上和彦「日本が戦ってくれて感謝しています」(産経新聞出版)

木皿泉「木皿食堂」(双葉文庫)

國分功一郎「中動態の世界」(医学書院)

新野剛志「迷える空港」(文春文庫)

鈴木大拙「妙好人」(法蔵館)

高田衛「江戸怪談集(上)」(岩波文庫)

高橋秀治「アンドリュー・ワイエス作品集」(東京美術)

谷口功一「日本の夜の公共圏」(白水社)

葉真中顕「政治的に正しい警察小説」(小学館文庫)

平山優「武田氏滅亡」(角川選書)

福田尚代「ひかり埃のきみ」(平凡社)

真梨幸子「人生相談」(講談社文庫)

三島由紀夫「レター教室」(ちくま文庫)

アンデシュ・ルースルンド「熊と踊れ(上)」(ハヤカワ文庫)

アンドリュー・カウフマン「銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件」(東京創元社)

エルヴェ・ド・サン=ドニ「夢の操縦法」(国書刊行会)

オイゲン・ヘリゲル「日本の弓術」(岩波文庫)

オスカー・ブルニフィエ「知るって、なに?」(朝日出版社)

ジェイムズ・リーバンクス「羊飼いの暮らし」(早川書房)

パール・バック「大地(1)」(新潮文庫)