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本楽家 ( ほんがくか ) 通信

本にまつわるあれこれを楽しむ、日本本楽家協会の活動報告です。

親から子へつなぐ読書会

古本カフェcestaの夜の読書会に参加してきました。

テーマは「子供に読ませたい本・読ませたくない本」。

読書好きが親になると子供にも読ませたい!

あるいは、これは読ませたくないな。

といった親のフィルターが入ってしまいがちなんでしょうか。

私の場合は例えば図書館に行って、好きなものを選ばせたいところ。

でも最初は子供だって何を読めばいいかわからない。

絶妙なタイミングで子供が読みたいと思える本を渡せるのが理想かな。

現実にはかなりの難易度でしょうが。

 

 

読ませたい本には子供がこうなってほしい、こうあってほしいといった思いを託す意味合いが強い印象でした。

一方で読ませたくない本は、今回の参加者には私自身を含めてかなり悩んだ様子。

制限を設けることを良しとしない考えの方が多かったようです。

中には自分が子供の頃に読んでトラウマになったからという理由もあったり。

子供の頃はだめでも大人になったら読んでもらいたいという場合もあったり。

 

それにしても自分のことを振り返ると、親から本を勧められたり、制限されたりという記憶がないです。

勧められていたとしてもその頃の自分には興味が持てなかったから記憶にないだけ?

ただ親の立場になった時は、自分が面白かった本は子供にも勧めてしまいそう。

一緒にその本について語り合いたいものです。

子供にはいろんな本を読んで、自分で取捨選択できる力をつけてもらいたいものです。

 

 

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紹介された本

◯子供に読ませたい本

佐藤愛子「九十歳。何がめでたい」(小学館)

梨木香歩「西の魔女が死んだ」(新潮文庫)

原田宗典「十七歳だった!」(集英社文庫)

村上龍「69」(集英社文庫)

吉田篤弘「という、はなし」(ちくま文庫)

ミヒャエル・エンデ「魔法の学校」(岩波少年文庫)

ル・グウィン「影との戦い」(岩波書店)

C・V・オールズバーグ「ハリス・バーディックの謎」(河出書房新社)

 

×子供に読ませたくない本

鹿島茂「子供より古書が大事と思いたい」(文春文庫)

平岡 敦, 佐竹 美保「最初の舞踏会」(岩波少年文庫)

宮沢賢治「よだかの星」(偕成社)

吉村萬壱「ボラード病」(文春文庫)

「日本文学全集11」より井原西鶴『好色一代男』(河出書房新社)