本楽家 ( ほんがくか ) 通信

本にまつわるあれこれを楽しむ、日本本楽家協会の活動報告です。

たった一人で読書会

古本カフェcestaの読書会に参加してきました。

テーマは「無人島に持って行きたい本」。

ありがちだけれど、いざ考え出すと何を持って行こうか悩んでしまいます。

人は誰もいないのは当たり前だけど、本以外は身一つ?

単に何も遊ぶものがないだけの状態?

書かれていないいろんな条件によって持っていく本も悩んだり。

読書以外することがなければ、ここぞとばかりに普段なかなか読めなかった長編を...。

でも難解な本だと無人島とはいえ眠りに落ちてしまいそう。

参加者の方もいろんな観点から選んできた様子。

一人だから魚もさばかないといけないから。

好きな長編をもう一度楽しみたい。 

自分の内面をじっくり省みたい。

...いろんな理由が出ました。

結局のところ、旅行と同じで選んでいる行為自体が楽しい。

自分の場合、無人島に行ったら選んだ本を素直に読む!?

自分が選んだ本よりも持って行きたいと思わせる本がいっぱいの読書会でした。

 

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今回紹介された本

池上彰「超訳 日本国憲法」(新潮新書)

井上和彦「日本が戦ってくれて感謝しています」(産経新聞出版)

九鬼周造「「いき」の構造」(講談社学術文庫)

小島淳子「これだけ!高校数学」(秀和システム)

東海林さだお「なんたって「ショージ君」」(文春文庫)

須川邦彦「無人島に生きる十六人」(新潮文庫)

千田琢哉「「やめること」からはじめなさい」(星海社新書)

土井善晴「土井善晴の魚料理」(NHK出版)

三浦しをん「舟を編む」(光文社)

宮沢賢治「銀河鉄道の夜」(新潮文庫)

渡部昇一「人生を創る言葉」(致知出版社)

エックハルト・トール「ニュー・アース」(サンマーク出版)

サガン「ブラームスはお好き」(新潮文庫)

ダイヤグラム・グループ「じょうずなワニのつかまえ方」(扶桑社文庫)

ダニエル・ゴットリーブ「人生という名の手紙」(講談社)

チャールズ・シミック「コーネルの箱」(文藝春秋)

ムーンライダーズ「ムーンライダーズ詩集」(新潮文庫)

ルイス・キャロル「もつれっ話」(れんが書房新社)

Jphn Irving 「Dernière nuit à Twisted River」(Le Seuil)