ハードカバーの本を買うとき
ハードカバーで読むか文庫になってから読むか、悩む人はおおいのではないでしょうか。私はどちらかというと文庫になって読む人です。
ではハードカバーで買う時はどんな時かというと、大抵次の場合です。
1.どうしてもすぐ読みたいとき
2.きっと文庫化されないと思ったとき
3.装丁の良さに惹かれてしまったとき
なので文庫化されると踏んだとき(約3年ほど待てるくらい)の本は立ち読みで済ませて、後は気長に待ちます。そして大半の本はそれで文庫化を待っている事さえ忘れてしまいます(笑)。
さて次の本はかなり迷いました(迷うくらいなら買えという話もありますが)。
「利己的な遺伝子」リチャード・ドーキンス
1991年に出版された当時は私の周りでもかなり話題になってました。「利己的」という単語もかなり流行しましたね。一時的なブームに乗るのもしゃくだという元来のひねくれた性格もあって、文庫化を待つ事にしました。
2005年現在、文庫化の気配全くなし。初版が出てから14年。この間、何度か買おうかと思いましたが、一人勝手に意地になって買いませんでした。幸い、ブームは去りましたがロングセラーの1冊となってくれたおかげで、絶版を気にしなくてもよいということも買わない要因になっていました。
しかし今日、とうとう買ってしまいました。
久しぶりに本屋で見かけてペラペラめくっているうちに、ついふらふらと。
少し悔しい気持ちもありましたが、きっと今が自分にとって読み時なんだろうと勝手に納得。
内容から考えての548ページはかなりボリュームがあって読み応えあり。ぼちぼち読んでいこうかと思っています。
これで今年中に文庫化にでもなってしまったら...文庫も買ってやる!!