読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

本楽家 ( ほんがくか ) 通信

本にまつわるあれこれを楽しむ、日本本楽家協会の活動報告です。

世界一使える図書館


 日テレで「世界一受けたい授業」がやっています。観ている人も多いと思います。
 残念ながら私はいつもタイミングが悪いために、この番組は数回しか見た事がありません。
 かなり人気があるそうですが、私もこの番組はとても面白いと思いました。
 私にとっての理由は一つ。いつも本を通してしか「会えない」人がテレビで授業してくれるから!
 「生で」授業を受けてみたい!という先生が出てくる出てくる(たまに眉唾っぽい先生もいますが)。

 その「世界一受けたい授業」のホームページに「世界一使える図書館」というコーナーがあって、番組に出演している「先生」の著書が列挙されています。
 以前、本屋さんで「世界一受けたい授業フェア」(だったかな?)と題して、同じように先生の著書が並んでいました。
 こうゆう本を使ってする授業も面白いだろうなぁと思うと同時に、自分が校長だったら誰に授業してもらおうか、どんな「教科書」を使おうかと考えました。
 このようなことは考える始めると自分でワクワクしてきて止まらなくなります。

 そこで「(私だけの)世界一使える図書館」ということで、学校の科目に対して1冊づつ、本を決めてみることにしました。

 ということで今回は「英語」。その「教科書」は、

 「古代への情熱」シュリーマン (新潮文庫)。

 新潮文庫の「定番」ですね。
 私にとって英語は最大の苦手科目。そんな私にとって「十数カ国語」を身につけていたシュリーマンはもう神様としかいいようがない。
 その言語の習得方法がこの本に書かれています。

 しかし習得方法といっても「神業」のようなところはまるでない。

 大声で音読し、翻訳をして先生にそれを添削してもらい、直した文章を暗記して、次の日にそれを暗唱する事。
 これを毎日行うこと。

 これが基本。
 毎日というのは難しい事ではあるけれど、やっていること自体は特別な事ではない。
 恥ずかしながら私はこの本を読むたびに実行しようとするのですが、三日坊主で終わってしまいます。
 
 しかしこの本は自分にとって「勉強意欲」を促進する本です。
 知識欲が薄れてきて「自己啓発しなければ」と奮い立たせる時にいつも読み返します。

 英語の勉強のためだけでなく、勉強そのものについても教えてくれる本。
 もちろん単なる娯楽としてもとても楽しめる本です。