本楽家 ( ほんがくか ) 通信

本にまつわるあれこれを楽しむ、日本本楽家協会の活動報告です。

止まらぬ涙の読書会

古本カフェcestaの読書会に参加してきました。

今回のお題は「泣ける本」。

いつの頃からか涙もろくなってきました。

映画やテレビで予め予期していても、つい涙が...。

でも実は本で泣くという経験はほとんどありません。

泣ける本を避けているということもありますが。

 

泣けるといっても理由は様々。

悲惨な境遇の中を生き抜いていく姿を見たり、どうすることもできない別れに接してなど悲しい涙もありますが、感動の涙や笑いすぎて泣けてくることもあります。

今回はプレゼンで内容を知るにつれ、他の参加者が思わず涙という場面もありました。

子供の頃は泣くということにとても恥ずかしさを覚えてました。

最近は思いっきり泣いてスッキリしたい!という気持ちが上回ります。

でも恥ずかしいので泣くなら本を読みながらこっそり一人で。

今回はそんな時の本をたくさん知ることができました!

 

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〜泣かせにかかる本たち〜

愛新覚羅浩「流転の王妃の昭和史」(新潮文庫)

相田みつを「いちずに一本道いちずに一ッ事」(角川文庫)

伊東潤「義烈千秋 天狗党西へ」(新潮社)

小川糸「つるかめ助産院」(集英社文庫)

金城一紀「対話篇」(講談社)

川口 俊和「コーヒーが冷めないうちに」(サンマーク出版)

きとうひろえ「みみながうさぎ」(ナナロク社)

幸田文「おとうと」(新潮文庫)

重松清「その日のまえに」(文春文庫)

辻村深月「スロウハイツの神様 (上)」(講談社文庫)

原田マハ「本日は、お日柄もよく」(徳間文庫)

百田尚樹「永遠の零」(講談社文庫)

松谷みよ子「わたしのいもうと」(偕成社)

宮部みゆき「蒲生邸事件」(文春文庫)

A・メリット「蜃気楼の戦士」(ハヤカワ文庫)