本楽家 ( ほんがくか ) 通信

本にまつわるあれこれを楽しむ、日本本楽家協会の活動報告です。

やっぱり原作が気になる読書会

かなり遅いUPですが...古本カフェcestaの読書会に参加してきました。

テーマは「映画より面白い原作本」。

面白い原作を読んだら、失望したくないので映画は観ない。

面白い映画を観たら、満足して原作は読まない。

そもそも2時間程度の尺に本の情報を詰め込めないという思い込みもあったり。

 

 

だから原作本も読んで映画も観たというのはあまりない。

あまりないながらも、やっぱり両方を楽しんだ作品は違いもわかるのでそれはそれで面白いなぁと今回参加して思いました。

 

映画を観てから原作本を読むと、脳内再生があって...というのは確かにあるある。

映画だけでなくドラマ化されてしまうと、好きな俳優陣でまさに自分だけの映像ができあがったり。

今回は人気テーマとあって、映画話でかなり盛り上がりました。

紹介された本はどれも面白そうで、読んでみたい!

ただ時間がないので映画で済ませてしまおうかなぁ...。

でも読んで観たい作品ばかりでした。

 

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今回紹介された本

浅田次郎「壬生義士伝 上」(文春文庫)

角田光代「八日目の蝉」(中公文庫)

加納朋子「ささらさや」(幻冬舎文庫)

京極夏彦「魍魎の匣 上」(講談社文庫)

佐藤泰志「海炭市叙景」(小学館文庫)

中田永一「くちびるに歌を」(小学館文庫)

西村賢太「苦役列車」(新潮社)

ヴェラ・ギッシング「キンダートランスポートの少女」(未來社)

アーサー・C・クラーク「2001年宇宙の旅」(ハヤカワ文庫)

G・サヴァン「僕の美しい人だから」(新潮文庫)

フィリップ・K・ディック「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」(ハヤカワ文庫)

ロバート・A・ハインライン「宇宙の戦士」(ハヤカワ文庫)

アンソニー・バージェス「時計仕掛けのオレンジ」(ハヤカワepi文庫)