本楽家 ( ほんがくか ) 通信

本にまつわるあれこれを楽しむ、日本本楽家協会の活動報告です。

本棚を作ろう!〜やっつけ浅はか編〜

本棚を作ろうと思いました。

本好きの人の多くは本棚にもかなりこだわりがある気がします。

そして本の購入とともにほしい本棚が変遷。

私の場合は...

1. 最初はもともとあった、それほど大きくもない本棚からスタート。

→ そう時間もかからず、本がいっぱいになってしまう。

2. もっと大きな本棚を購入する。

→ そう時間もかからず、本がいっぱいになってしまう。

3.  (誰もが一度は憧れる?)スライド式本棚を購入する。

→ そう時間もかからず、本がいっぱいになってしまう。

(そしてスライド式本棚に失望する)

4. 見栄えなんか気にせず、もっと実用性重視の本棚がほしくなる。

→ そう時間もかからず、本がいっぱいになってしまう。

(出来合いの本棚では物足りなくなる)

5. 自分の蔵書に合うような本棚が欲しくなる。

→ 壁一面を本棚にしたくなる。

(あわよくば自分の部屋をぐるっと本棚にしたくなる)

6. 出来合いの本棚ではなく、自作したくなる。

...ということで、壁一面本棚を目指してみました。

 

どう作るかいろいろ調べた結果、ツーバイフォー角材を使うのが材料費もかからず、お手軽にみえました。

すなわち、ツーバイフォーの柱に棚板を乗っければいい!

棚板はそれまで使っていた本棚の棚板も使えば安く済む!

と誠に安直な発想。

 

ということで角材買いました。

f:id:hongakuka:20170815123057j:plain

 

ただかなり悩んだのが棚板の取り付け方法。

最初はこれも本棚で使っていた金属ダボの利用。

しかし

a. 棚の高さを自由に調整したい。

b. できるだけ穴あけなどの手数を省きたい。

c. 左右の棚の位置がずれにくいようにしたい。

ということから「スリム棚柱」を使うことにしました。

f:id:hongakuka:20170815123602j:plain

 

そしてこれに棚受をつけて、その上に棚板を乗せます。

f:id:hongakuka:20170815123744j:plain

 

この棚受は棚柱の取り付け部分と棚受部分が直角です。

これにより、少しでも本を入れる幅を確保するのが狙い。

さて角材に棚柱を取り付けてみました。

棚柱を取り付ける位置さえ合わせれば、あとは高さがずれる心配もなし。

f:id:hongakuka:20170815124147j:plain

 

さてこの棚柱を壁際に設置。

設置方法はディアウォールといって、突っ張り方式で天井と床に棚柱を取り付けるやり方。

立てた棚柱に棚受を位置を間違えないようつけると、その上に棚板設置!

ということで完成〜。

f:id:hongakuka:20170815124805j:plain

 

...なんだかイメージと違って...ダサい...。

ということでこれを踏まえて新たな本棚を検討することになるのであった。

 

補足

今回使用した材料とメモ

1. ツーバイフォー材+ディアウォール

Amazonで買いました。

所望の長さに切ってもらえることと、配達日が指定できたのでよかったです。

もちろんホームセンターで購入してもOK(切ってもらえます)。

配達日が遅くなる場合、軽トラックを借りて自分で運ぶことができるお店もあります。

2. スリム棚柱

近くのホームセンターで買ってきました。

棚柱にもいろいろ種類があります。

どれを選んでも大きくは異ならないかと思いますが、私は使いたい棚受から選んで決めました。

3. スリム棚柱用棚受

近くのホームセンターで買ってきました。

棚板を取り付ける方法についてはその後の記事にも書きますが、棚受を使用する「デメリット」として、載せた棚板が滑る点があると思いました。