本楽家 ( ほんがくか ) 通信

本にまつわるあれこれを楽しむ、日本本楽家協会の活動報告です。

15軒目 アメリカ・サンディエゴ 古本屋

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 前回の新刊書店に行った日とは別の日に古本屋に行った。
 もちろん、運転手は義弟様。

 義弟は本屋とか古本屋には興味がないので、私に対する疑問がつきないようだ。
 その一部。
 Q1 私がどうしてそんなにいきたいのか?
 A1 そこに本屋があるから。

 Q2 本屋で何を見ているのか?
 A2 探している本があるか、面白い本がないか、扱っている本の品揃え、特異な特徴があるか、客層はどんな感じか、蛍光灯は何を使っているのか、等...。

 Q3 同じような本屋ばかり行って楽しいのか?
 A3 楽しいに決まっている。

 一時は面白さをわかってもらおうとしたが、今は諦めている。
 趣味は人ぞれぞれですから。

 さて目的の古本屋に行ったら、同じ通りに2軒あった。
 まず古本屋1が目的の本屋。
 ちなみに"OUT OF PRINT BOOKS"は絶版本。
 見た目とは裏腹に、店内はかなり広く、2階まである。
 ここに日本語の本が数冊あった!
 有名な本では赤川次郎の文庫が一冊あり。
 意外なところでの出会いに少し感動。
 でも買わなかったけれど。

 古本屋2。
 ここは最初、目的の古本屋と間違えたところ。
 1階しかないが広い。
 ペーパーバックのみの部屋があり、ぎっしり詰まっている。
 しかも1冊2.5ドル均一。
 さらに5冊で10ドル。 

 古本屋3。
 おばあちゃんがやっているお店。
 OPENと書いてあるのでドアを開けようとしたらしまっていた。
 残念だなぁと思って行こうとしたらどこからともなく、おばあちゃん出現。
 別のところに行っているって書いてあるでしょ、と案内表示を示しながら言う。

 はは、わかりませんでした。

 でも口調とは裏腹に、探書を一生懸命探してくれた。
 見つからなかったけれど感謝です。

 たった3軒しか行っていないが、古本屋と行っても総じて店内はきれいである。
 日本の古本屋と違ってホコリがない。
 といってリサイクルの本屋とも違っていて、少し暗めの明るさで落ち着いた雰囲気。
 店員も明るい人が多い。
 どの店員も気軽に探求書を探してくれた。
 また新刊書店と違って客のマナーもよい。

 気軽に入っていけそうな古本屋ばかりであった。
 今回は見るだけで肝心の本が買えなかったけれど、いつか買ってみたいと思わせた。