本楽家 ( ほんがくか ) 通信

本にまつわるあれこれを楽しむ、日本本楽家協会の活動報告です。

買いたくなる本屋

まだ8月も3日しか経っていないのにやってしまった。
新刊本屋で5000円も使ってしまった。
悔やんでも買ってしまったのはしょうがないので、しかも買ったのは言うまでもなく自分自身なので、今月の残りで存分に読書を楽しむしかない。
それにしてもどうしてあの本屋では買ってしまうのだろう。
規模としてはとても小さいワケではないが、決して大きな本屋とは言えない。
ただ言えるのは、フッと手に取ってしまいたくなる本がそこかしこにひょっこり顔を出しているからじゃないかと思ってみる。
あそこの大きな本屋にもきっとあるだろうなと思う。
でも実際にその大きな本屋に行って目にする事は意外と少ない。

小さい頃は大きな本屋に行くのはとても憧れで楽しみでもあった。
でも今更ながら思うのは、本屋さんは品揃えを多する事だけではダメなんだということ。
仕入れた本をいかに多くのお客さんの手に取らせるかということ。
ひょっとしたら本屋の規模が大きくなればなるほどこれに知恵を絞る必要があるかもしれない。
なんて考えながら、では図書館はどうしようかと、つい考えを巡らしてしまう。