本楽家 ( ほんがくか ) 通信

本にまつわるあれこれを楽しむ、日本本楽家協会の活動報告です。

2006-01-01から1年間の記事一覧

8軒目 愛知県某市 A文庫

駅に着いた時にはすでに11:30。 あまりにも到着が遅くなってしまった。 本屋の閉店時間といったら夜8:00という店が多い中、今から向かおうとしている本屋は10:00までやっているという。 しかしすでに1時間以上もオーバーしてる。 半ば諦めつつも、場所だけで…

漢字で本を選ぶ

普段、本を買うときは装丁を見たときのひらめき、手にとったときの感触、出会った瞬間の最初のインパクトを素直に「感じ」取り買うわけですが(本当か!?)。 今回はちょっと違った選び方で買ってみました。 以前、「漢字バトン」を受け取ってやってみたので…

本楽の極意を学ぼう

学習院生涯学習センターで今年の春から開講する講座の一つに「本の散歩道」というのがあった。 副題に「古本、文庫本、本の楽しみ方教えます」とある。 いまさら教わらなくとも...と思いながら講師を見たら岡崎武志さんだった。 岡崎武志さんと言えば古本好…

本で満足しないように

他の男の子同様(?)、私の息子(2才)も電車やバス等の乗り物が大好き。 そこで電車の本を買ってあげたら、最初は興味深そうに見ていた。 でもすぐ飽きてしまったようだ。 今では見向きもされない。 駅が近いので、散歩に連れて行った。 駅のホームはさすがに危…

7軒目 長野県松本市 「青翰堂書店」

約15年ぶりに松本に遊びにいきました。 ここにはたった1年しか住んでいませんでしたが、駅周辺には新刊書店はもちろん、何軒か古本屋があったのでよくハシゴをしていました。 さて「一度行ったことのある本屋は必ず場所を覚えている」と一人豪語していた私で…

ふりかけご飯

何でそんなにふりかけが好きなんだろう。 うちの子どもの食事風景を見ての感想です。 真っ白なご飯だけだしても食べません。 (もちろん、お味噌汁をはじめとするおかずは置いてあります) しょうがないのでご飯の上にふりかけパラパラ (ここで全部入れると後…

茨木のり子さんの詩

新聞やテレビ、そしてWebのニュースですでにご存知の方が多いかと思われますが、今日(2/19)、詩人の茨木のり子さんが、自宅で亡くなっているのが発見されました。 79歳だったそうです。 私は詩を全くと言ってよい程、読みません。 だから詩集なんて買わない…

6軒目 百合ケ丘「ざりがに堂」

小田急線 百合ケ丘駅からホームページ↓に載っている地図を元に歩いて行く。 http://www.ne.jp/asahi/zariganidou/shop/index.html えーっと、ここ右だな、と曲がってみると...普通の住宅街?? 道を一本、間違えたかと心配になってくる。 でも地図を見る限り…

「津軽のバカ塗り」読み

たまに「なるほど!」と感心したりする本に出会うことがあります。 そんなとき、この意味する所は是非覚えておこう、なんて思います。 でもすぐ忘れます。 こんな事の繰り返しなので、本を読んでいる割には知識は増えていない。 そしてその知識を活かしたよ…

雑誌は所詮、読み捨てか?

いよいよ本で部屋が狭くなってきて居心地が悪くなってきたので、本棚及びその周辺の本の整理をしました。 もっとも整理が出来るくらいのスペースが私には十分残っているわけで、いわゆる本に囲まれて、もしくは本に埋もれて、生活している人から見るとまだま…

柴田ゆう個展「迷所江戸百景」

畠中恵さんの「しゃばけ」シリーズや米村圭吾氏の一連の作品をはじめとする「時代物」の装画、挿絵で活躍されている、柴田ゆうさんの個展を見に行ってきました。 個展のテーマ「迷所江戸百景」は歌川広重の「名所江戸百景」を柴田さん流に描いたものです。 …

5軒目 とある町の新刊書店

これまでいろんな本屋に行きました。何でも揃っていそうな立派な本屋、専門書ばかりの古本屋、なぜか新刊と古本を半々で売っている本屋、本当に本屋なのか疑わしい本屋...。 このブログでは、そういった様々な本屋の中で自分が気になった(そして気に入った)…

本の探偵の仕事はこれから

私にとって「本の探偵」と言えば、赤木かん子さん。 絵本や児童書、YA(ヤング・アダルト)本のオススメを探そうとした人なら知らないはずはない! と勝手に思っているくらいの人。 その赤木かん子さんに何度、探してもらおうかと思ったことか。 しかし本の探…

4軒目 阿佐ヶ谷「風船舎」

新しい古本屋は扱っているのは古本だけれど、新刊書店に勝るとも劣らないほど魅力的にみえる。 その理由は何だろう? 本が古いだけでお店は奇麗なのは当たり前...。 また古本といっても美本が揃っているからなのか? でも一番のポイントは個性的な品揃えなの…

自分のために初めて買った絵本

自分が本好きだと子供も本好きになって欲しいと思うのは私だけではないはず。 もっとも子供に無理矢理買い与えて読ませるのは嫌だし、まずは外で元気に体を動かして来い! という気持ちが結構あることも事実。 まぁどちらにしても、もし買ってあげるとしたら…

挿絵本のたのしみ

さいたま市にあるうらわ美術館で上記タイトルのような催しがあることを知り、去年行ってきました。 挿絵と聞いて単純に思い浮かべるのは「子供の本」。 私は(密かに)挿絵の入った小説が結構好きなのですが、 昔、「挿絵の入っているような本なんか子供の本だ…

待望の作品、書籍化なるか!!

ほとんどジャンクメールしかこない私宛に嬉しいメールが届きました!! みなさんご存知のアイザック・アシモフ「黒後家蜘蛛の会」の第6巻が書籍化への第一歩を踏んだのです! 一人で興奮してますので、ちょっと一息。 まず「黒後家蜘蛛の会」シリーズという…

3軒目 南阿佐ヶ谷「書原」

Yahoo!ブログ「読書日記」のりんごさんの記事に面白そうな本屋のことが載っていたのでさっそく行ってきました。 私は今、横浜に住んでいるのですが、「東京」へは電車の乗り換え2本で行けることもあり、「近場」という感覚で「書原」を訪ねて行きました。 し…

本屋巡りはスポーツだ!?

今日はある本屋さんに行くためにちょっとお上りさんしてきました。 といいますか、疲れ果てました。 本屋探訪のコーナに記事を書こうと思ったのですがそれはまたの機会に。 それにしても本屋巡りってかなり体力使いませんか? 通りにズラッと本屋がならんで…

嘘のような生物、本当っぽいけどいないヤツ

最近は調べ物をするときはまず、インターネットで検索して調べてしまう。 「便利だなぁ」なんて思いながらヒットした記事を読むのだが、たまに書いてあることがいい加減だったり、本人が知ってか知らずか嘘だったり。そう簡単には信用できないものもちらほら…

本楽家とはなんぞや

ここは主に本を楽しむ方(本楽家)向けのブログです。 本楽家とは読書をはじめとして、本をこよなく愛し、楽しむ方のことを言います。 例 1. とにかく本を読むのが好きな方。 2. 本(雑誌、マンガ含む)や書皮、栞、蔵書票、蔵書印など本関連のものを集めるのが…